DIGA DMR-BW850に録画した番組をノートPCから視聴する

 DIGAに録画した番組をノートPCから視聴しようと試みました。結果としては、見れなかったのですが、やったことをメモしておこうと思います。

DIGA DMR-BW850購入

 テレビっ子な私は最近、DIGAを購入。デジタル録画した番組を別の部屋のノートPCで視聴したかったので、DLNAサーバとして機能するレコーダから選びました。値段的には、VARDIAがよかったんですが、価格.comでの操作性がよくないというあまりにも多いコメントに躊躇し、結局、DIGAを購入。

DIGAの設定

 まず、DIGAの設定を行います。(DIGAは家庭内のネットワークに接続しておきます。)

  • ネットワークの設定をする(準備編 p.38)
  • ネットワーク連携する機器の設定をする(準備編 P.40)

 ネットワークの設定では、IPアドレスDNSIPアドレスを自動取得に。ルータの設定にあわせています。プロキシサーバの設定はしていません。
 機器の設定では、ホームサーバ機能を"入"にして、ノートPCのMACアドレスに対して視聴許可します。最初、ノートPCのMACアドレスを認識していなかったんですが、ノートPCにDLNAクライアントソフトを入れて、DIGAにアクセスしたら認識できました。

DLNAクライアント

 フリーのDLNAクライアントソフトってどういうものがあるんでしょう。検索してみると、フリーのDLNAクライアントについて紹介しているサイトがあります。2つの方法が紹介されています。

それぞれの方法をDIGAで試してみます。

RDLNA + VLC

 まず、RDLNAとVLCをインストール。

  • RDLNA:ネットdeダビング からRDLNA005a.zipをダウンロード。解凍。
  • VLCVideoLANからダウンロード。インストール。バージョンは1.0。

 RDLNAを起動し、左下にVLC実行ファイルへのパスを設定。"検索"してみると、DIGAのIPアドレスを検出するので、それを"接続先"とします。そして、"接続"。
 録画した番組が何も表示されないです。無理っぽいですね。

Intel Tools for UPnP Technologies

 次に、Intel Tools for UPnP Technologiesをインストール。.NET CLR 2.0 runtime版のBuild 2777。
 まず、"AV Media Controller"を起動。すると、DIGAで録画していた番組を認識しました。
 ちょっと期待に胸を膨らませつつ、次に、AV Media Rendererを起動。そして、File→Start AV Renderer。その後、Controllerに表示されている番組を右クリックすると、"Send to Intel Media Renderer"という項目が出てきます。それをクリックし、レンダリング画面を出します。再生をクリックしますが、何も反応せず。しばらく待ってみましたがだめでした。
 次に、"AV Media Renderer - WM9"を起動。上と同じようにやってみたが、「接続しています...」が数分続き、その後、「ファイルを再生できません。ファイルの再生に必要な 1 つまたは複数のコーデックが見つかりませんでした。」というエラーメッセージが表示されます。

コーデックをインストール

 コーデックがないのが原因なのでしょうか。DIGAでは、HG、HX、HE、HLモードの場合、コーデックはMPEG-4 AVC/H.264です。Windows Media PlayerでMP4やAVC(H.264+AAC)を再生する方法!を参考にして、ffdshowとMP4 Splitterをインストールしました。そして、もう一度、トライしましたが、だめでした。

Allowed Media Types

 ちょっと気になったところで、"AV Media Renderer - WM9"で、File→Allowed Media Typesを見てみると、対応しているメディアタイプが以下でした。

http-get:*:audio/x-ms-wma:*
http-get:*:audio/x-mpegurl:*
http-get:*:audio/mpegurl:*
http-get:*:audio/mp3:*
http-get:*:audio/mpeg:*
http-get:*:audio/mpeg3:*
http-get:*:video/x-ms-avi:*
http-get:*:video/mpeg:*
http-get:*:video/x-ms-wmv:*

 一方で、DIGAのコンテンツのメディアタイプは次のようなものです。

http-get:*:application/x-dtcp1

 たぶん、メディアタイプが対応していないからなんだろうな。と、結論付けてみる。

まとめ

 有償ソフトも含めて考えてみようと思います。